×

宮市は“若手枠”ではなく即戦力 ザック監督「起用するかもしれない」

[ 2012年2月25日 15:36 ]

W杯アジア3次予選ウズベキスタン戦 日本代表メンバー発表

 ウズベキスタン戦が終わると日本は6月3日のW杯アジア最終予選初戦まで試合予定がない。ザッケローニ監督は2月の2試合で、新戦力として最終予選に間に合う見込みのある選手を呼び尽くした。その最後のピースが注目の若手、宮市だ。

 1月に期限付き移籍したボルトンでは鮮やかな初ゴールを決め、脚光を浴びた。同監督は「最近の試合を見て将来は大物になると感じた。間近で見たかった」と高く評価。過去にも宇佐美(バイエルン・ミュンヘン)久保(京都)柴崎(鹿島)ら10代の若手を抜てきしたが「代表の雰囲気を体験させるのが目的。試合では起用しない」と一線を引いた。宮市については「もっと成熟している印象だ。起用するかもしれない」と一歩踏み込んで期待した。

 アイスランド戦では5人が同監督の下で初めてプレーした。その中で今回も呼ばれたのは増田だけ。戦術の決まり事が多いザック・ジャパンで、いきなり頭角を現すのは難しい。順応性に優れた宮市にとっても、大きな挑戦となる。

続きを表示

2012年2月25日のニュース