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INACと常盤木学園が対戦…被災地激励の企画で

[ 2012年2月19日 17:15 ]

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーが所属する「INAC神戸レオネッサ」と、仙台市の女子サッカー強豪、常盤木学園高が19日、宮城県利府町で対戦。雪の舞う中、観客約2500人が「なでしこ」のプレーに見入った。

 対戦は東日本大震災の被災地を励まそうという企画で、約1500人を無料で招待。観客らは川澄奈穂美選手らのプレーに拍手を送っていた。

 INAC神戸に先制点を許し、序盤はボールを支配されていた常盤木学園高だが、前半32分に同点ゴールを決めると、観客席は大きな拍手と歓声に包まれた。試合は3対1でINACが勝利した。

 仙台市太白区の大学1年、三浦洋恵さん(19)は「常盤木学園高も負けずにボールを奪う姿を見て、勇気をもらった」と笑顔で話していた。

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2012年2月19日のニュース