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福島に勇気届けた 尚志イレブンに全校生徒1100人大歓声

[ 2012年1月12日 13:29 ]

 第90回全国高校サッカー選手権で福島県勢初の4強入りを果たした尚志が11日、郡山市の同校体育館で報告会を行った。全国選手権の登録メンバー25人は、メダルを胸に堂々と壇上へ。全校生徒約1100人からは、大きな拍手が送られた。倉又晴男校長(63)からはねぎらいの言葉を贈られ、あらためて3位の賞状が授与された。

 悲願の全国制覇には届かなかったが、国立で歴史的な県勢初ゴールも記録したイレブンは県民に感動を与えた。大会を振り返りDF三瓶陽主将(3年)は「福島に勇気を与えるということでやってきたので、それができたことはよかったと思います」と充実した表情を見せた。

 3年生26人はこの日で引退。午後からは1、2年生53人による新チームが早速始動した。なお、新主将にはFW皿良優介(2年)が就任した。

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2012年1月12日のニュース