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ザック監督 平壌の印象「特にない」、選手の「メンタル面に疲れ」

[ 2011年11月14日 22:35 ]

記者会見を終え、会場を引き揚げるサッカー日本代表のザッケローニ監督。上は北朝鮮の金正日総書記親子の肖像画

 日本のザッケローニ監督は入国トラブルで大幅に遅れた14日の公式練習後に記者会見し、北朝鮮戦への抱負などを淡々と述べた。

 ――平壌の印象を。

 「空港で少し時間がかかったため、外に出たときには日が落ちていて暗くなっていた。平壌の何も見えなかった。特に印象はない」

 ――移動が続いているが、選手の疲労は。

 「アウェー2連戦で非常に長距離移動になっている。体よりもメンタル面に疲れがある」

 ――既に3次予選突破が決まった。チームを何か変化させるか。

 「選手に変わった要求をするつもりはない。選手にはいつも通り楽しんで一緒に成長し、代表のためにプレーしようと伝える」

 ――北朝鮮に退場者が出た日本での第1戦の主審の判定は公正でなかったのでは。

 「私は普段から審判の話をしない人間。選手のことを見るのが仕事だ。難しい試合だったが、多くの好機をつくり、試合は90分間、われわれが支配していた」(平壌日本代表取材団)

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2011年11月14日のニュース