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初戦を前に公式会見 佐々木監督「出場権を獲得する」 

[ 2011年8月31日 19:06 ]

タイとの初戦を前に、記者会見で笑顔を見せるサッカー女子日本代表の佐々木監督(左)と沢

 サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選で、日本代表は9月1日午後3時半(日本時間午後4時半)からタイとの初戦に臨む。31日は会場の山東スポーツセンターで公式練習の予定だったが、中国サッカー協会から芝の維持のためスパイク使用を禁止され、冒頭15分間はスパイクを履かずに球の弾み具合や芝の感触を確かめた。その後は隣接するグラウンドでの非公開練習で、最終調整した。

 練習に先立って行われた公式記者会見に出席した佐々木監督は「ロンドン五輪の出場権を獲得するためにやってきた」ときっぱり。主将の沢(INAC)は「スケジュールがタイトだし、コンディションをきちんと整える事が大切」と話した。

 五輪予選は6カ国が2枠を争う。日本は女子の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングが参加国中最高の4位で、タイは最低の28位。

 ▼佐々木則夫・日本女子代表監督の話 ロンドン五輪の出場権を獲得するためにやってきた。鍵はコンディション。それに尽きる。予選は簡単ではないと分かっているが、誰が出ても大丈夫な状態になった。

 ▼沢穂希の話 雰囲気は相変わらずいい。練習はしっかりして、オフはリラックスしている。W杯と五輪予選は全く別。みんな日本を倒そうとしてくるし、厳しいのは分かっているが、日本のプレーを出せば大丈夫。必ず出場権を取る。

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