×

なでしこ見せちゃう!17日から練習公開へ

[ 2011年8月17日 06:00 ]

女子W杯でのなでしこジャパンの練習風景。17日からの一般公開でこんなシーンが生で見れるかも!?

 19日の慈善試合(国立)でなでしこリーグ選抜と対戦する、なでしこジャパンは17日から都内で合宿を行うが、17、18日に東京・西が丘サッカー場で行う練習を一般公開することが発表された。「好きなスポーツ選手」の調査でMF沢穂希(32)が10位に入るなど、なでしこ人気は高まるばかりだが、練習をオープンにしてより多くのファンに女子サッカーの魅力を伝える。

 なでしこジャパンが、ファンの大声援を直接受けて再始動する。合宿は都内で行われるが、17日午後5時、18日午後6時に予定されている練習が一般公開されることが決まった。日本協会は「練習会場にも多くのみなさまにお越しいただくことで、女子サッカーの魅力をさらに知っていただきたいと考えています」と趣旨を説明。会場には募金箱を設置して、東日本大震災被災地へ送る義援金の寄付も呼びかける。

 女子W杯で優勝してから初めての練習ということで、ファンが殺到するのは必至だ。なでしこリーグでは観客が激増しており、6日の新潟―INAC戦(東北電力ス)の観衆は2万4546人とリーグ史上最多を記録。今回練習会場となる西が丘サッカー場の収容人員は7258人。日本協会は「会場のキャパシティーならびに安全確保の関係上、ご見学いただける人数を制限させていただく場合がございます」と“入場制限”を行うことも検討している。

 とどまるところを知らないなでしこ人気は数字にも明確に表れた。専門調査機関の中央調査社は16日、人気スポーツの調査結果を発表。「好きなスポーツ選手」部門で主将のMF沢が10位に入った。今回で19回目の調査で、女子サッカー選手が20位以内に入ったのは初めて。男子日本代表のDF長友の3位には及ばなかったが、14位に並んだMF本田とMF長谷部を上回った。

 7月19日にドイツから帰国後、選手はリーグ戦のほかにもテレビ出演、取材対応、表彰式、イベント参加と多忙を極めたが、今後は代表に集中する。なでしこフィーバーの第2章が幕を開ける。

続きを表示

2011年8月17日のニュース