最終予選も国内組…原技術委員長「欧州組呼べない」

　Ｕ―２２日本代表がロンドン五輪アジア最終予選も「国内組」で臨むことが判明した。

　原技術委員長は「国際Ａマッチデーではなく招集の強制力がないので、最終予選でも欧州組は呼べない」と明言。ドルトムントのＭＦ香川、フェイエノールトのＦＷ宮市らの招集は五輪本番まで見送られる。

　既に関塚監督にも通達し、了承済みという。その指揮官は「今年のＪリーグは３月に開幕し、４月に再開。その間にＤＦ酒井宏が出てきたように（急激な）成長も見られる」と話し、今後は現有戦力のレベルアップを図ると同時に、Ｊ１、Ｊ２、大学サッカーからの新戦力発掘にも力を注ぐ方針だ。既に明大のＤＦ丸山、名古屋のＭＦ金崎、浦和のＭＦ山田直らがリストアップされている。