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宮市 2試合ぶり復帰も…不完全燃焼で今季終了

[ 2011年5月16日 06:00 ]

NECナイメヘン戦の前半、先発出場し競り合うフェイエノールトの宮市(右)

オランダリーグ最終節 フェイエノールト1―1NEC

(5月15日)
 フェイエノールトのFW宮市亮(18)が15日、ホームNEC戦に先発出場した。体調不良から2試合ぶりに復帰したが、プレーに精彩を欠き前半だけで途中交代。高卒1年目の今季は3得点3アシストと活躍したが、最終戦は不完全燃焼に終わった。

 充実のシーズンを納得いく形で締めくくることはできなかった。体調が回復した宮市は3トップの左で先発出場。4月24日のPSV戦以来、2試合ぶりにピッチに立ったが、プレーに精彩を欠いた。今季出場した12試合中10試合にフル出場したが、この日は前半のみで途中交代。前半12分に放ったシュートが唯一の見せ場で「コンスタントに結果を残さないといけない」と反省した。

 高卒1年目でアーセナルから期限付き移籍し、欧州1部での初出場と初得点の日本人最年少記録を更新。今季3得点3アシストを挙げた活躍が認められ、6月にU―22日本代表に初招集されることが確実だ。16日にはロンドンで、保有権を持つアーセナルと来季に関する交渉を行う予定。アーセナル復帰の可能性もあり、オフの動向にも注目が集まる。(ロッテルダム・堀秀年通信員)

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2011年5月16日のニュース