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早くも苦境の浦和 アーリークロスで不振脱出だ

[ 2011年5月7日 06:00 ]

10代最後の試合となる柏戦へ意気込む原口

 2連敗中の浦和は積極的にアーリークロスを入れることで好調・柏撃破に挑む。リーグ再開後、昨季王者の名古屋に3―0で完勝しながら仙台、横浜に連続零敗。現在1勝3敗で15位と早くも土俵際に追い詰められている。

 その中で4日に行った1時間を超えるミーティングで出てきた打開策の一つが相手の守備陣形が整う前に早めのタイミングで入れるアーリークロスで、「高いクロスばかりではダメ。相手GKとDFの間に早く低く入れることを意識しないと」とMF柏木。供給役となる左サイドバックの宇賀神はFWエジミウソンと居残りでクロス練習も行い、「いいクロスを上げればチームの勝利が見えてくる。自分と(右サイドバックの高橋)峻希のプレーが重要になる」と気合を入れた。

 9日に20歳になるため柏戦が10代最後の試合になるFW原口は、17歳最後の試合が前回の柏戦(09年5月)で場所も同じ国立だったことを引き合いに出し「あの時は45分で代えられた。同じ雨の国立で全く違うところを見せられたら10代のいい締めくくりができる。しっかり点を取っていい20代にしたい」とゴール宣言。全員サッカーで柏の勢いを止めにいく。

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2011年5月7日のニュース