ロナウド延長Ｖヘッド！レアル１８季ぶり国王杯制覇

＜Ｒマドリード・バルセロナ＞１８シーズンぶりの国王杯制覇を果たし、トロフィーを掲げるＣ・ロナウド

　サッカーのスペイン国王杯は２０日、バレンシアで決勝を行い、レアル・マドリードが１―０でバルセロナを破り、１８シーズンぶり１８度目の優勝を飾った。延長前半１３分にＣ・ロナウドが頭で決勝ゴールを奪った。スペインの両雄による伝統の一戦は「クラシコ」と呼ばれ、決勝で実現したのは６度目。成績は３勝３敗となった。

　１―１で引き分けた１６日のリーグ戦と同様に、ＤＦペペを中盤の底に置いてメッシ封じを狙ったＲマドリードのモウリーニョ監督。前半には多くの決定機をつくったがフィニッシュの精度を欠いてゴールを奪えず、後半はバルセロナの攻勢をしのぐ展開となった。両雄の激しい戦いは９０分では決着がつかず、勝負は延長戦へ。延長前半１３分、Ｒマドリードは中盤でボールを奪うとマルセロがディ・マリアとのワン・ツーで右サイドを突破し、ゴール前へクロス。これをＣ・ロナウドがヘッドでゴールに突き刺し、チームをタイトルへと導いた。

　両チームは２７日と５月３日の欧州チャンピオンズリーグ準決勝でも対戦する。（共同）