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浦和、クラブ初の赤字 不振に入場者激減…

[ 2011年4月21日 06:00 ]

 浦和は20日、昨年度のクラブ収支で2億6000万円の赤字を計上したことを発表した。浦和の赤字はクラブ史上初で、この日開かれた定時株主総会でも報告された。

 橋本光夫社長(62)は減収の要因として入場者が激減したことを挙げ、その原因として(1)昨季ホーム試合で7勝3分け7敗と勝利が少なかった(2)1点差負けが多かった(3)ロスタイムでの失点が多かった――の3点を指摘。今後の改革案については「地元の皆さんに愛していただくこと、そして報道の皆さんとの絆を深めたい」と話した。

 これを受け、チームはこの日から練習終了後にファンと触れ合う時間を設け、報道陣の取材エリアからは柵を取り除いた。GK山岸は「何人かファンの人に聞いてみたけど“凄くいい”と言っていた」と笑顔。クラブ史上初の赤字を機に、レッズが変わろうとしている。

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2011年4月21日のニュース