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理事会で南米選手権出場を承認…再び辞退の可能性も

[ 2011年4月14日 18:05 ]

 日本サッカー協会は14日、東京都内で理事会を開き、7月にアルゼンチンで開催される南米選手権に招待された日本代表の出場を正式に承認した。3月の東日本大震災の影響で延期になったJリーグの代替試合が当初中断期間の7月に組み込まれるため、代表22人の半数以上を海外クラブ所属の選手で編成する方針。

 日本協会は一度は出場辞退を南米サッカー連盟に申し入れたが、開催国のアルゼンチン・サッカー協会に再考を促されて方針を転換。選手の招集に難色を示していたJリーグの各クラブは海外組中心の代表編成を条件に容認した。南米連盟が選手を派遣する海外の各クラブと交渉するため、難航すれば再び辞退の可能性が出てくる。

 日本の南米選手権出場は1999年以来2度目となる。日本協会は招集を希望する海外組の選手リストを15日までに南米連盟に送付。田嶋幸三・日本協会副会長は「コパ(南米選手権)に出場するのにふさわしいチーム」とメンバー編成の方針を示した。

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2011年4月14日のニュース