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松井、被災者に勇気「できるのは得点しかない」

[ 2011年3月12日 15:27 ]

<バンヌ・グルノーブル>前半、ゴールを決め祝福されるグルノーブルの松井(22)

 グルノーブルの松井大輔は日本が大地震に見舞われた11日の試合で今季初ゴール。「大変な状況に置かれている人たちのために、できるのは得点しかないと思った」と静かに語った。

 前半15分、ゴール正面のこぼれ球に思い切りよく右足を振り抜いた。阪神大震災の時は京都に住んでいたこともあり「怖さは分かっている。日本の状況がすごく心配」と話した。

 ケルンの槙野はアンダーシャツに「被災地のみんなへ ガンバレ! 一人でも多くの命が救われますように」とのメッセージを書いて披露し、被災者を励ました。(共同)

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2011年3月12日のニュース