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U―22 五輪2次予選に備え、緊急合宿でCB探し

[ 2011年3月8日 06:00 ]

 U―22日本代表が6月のロンドン五輪アジア2次予選へ備え、緊急合宿開催を検討していることが7日、分かった。

 ACLの日程と重ならない4、5月の週初めを利用して、1泊2日のミニ合宿を実施することを各クラブに打診している。最大の目的は新たなセンターバック探しだ。

 昨年11月の広州アジア大会ではベストメンバーで臨めなかったにもかかわらず優勝を成し遂げ、五輪予選は安泰かと思われた。

 だが、今年2月上旬に行った中東遠征では、Jリーグで活躍するMF宇佐美(G大阪)やMF小野(横浜)を招集し攻撃面では一定の手応えを得られたが、クウェートA代表戦では0―3と大敗。守備陣の再編が課題となった。中でもセンターバックは中東勢の強さ、速さに対抗できなかった。関塚隆監督(50)も最大の補強ポイントとして考えている。

 既にスタッフが精力的に視察を続けており、指揮官も自らチェックしている。今月29日のウズベキスタン戦(国立)とミニ合宿を通じて新たなセンターバックを招集。適性を見極めるとともに、チームコンセプトを植え付け連係を高め、予選本番に間に合わせる。

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2011年3月8日のニュース