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U―22代表ピンチ…指宿、招集できない!?

[ 2011年2月14日 06:00 ]

 12年ロンドン五輪を目指すU―22日本代表は、6月19、23日のアジア2次予選にスペイン3部CEサバデルのFW指宿洋史(19)を招集できない可能性が出てきた。

 12日に敵地で行われたU―22バーレーン代表戦は2―0で快勝し、指宿は先制オウンゴールのお膳立てをするなど活躍した。だが、貴重な戦力であることを証明したものの、アジア2次予選の招集は所属先の2部昇格プレーオフの日程がネックとなる。順調にいけば5月中に終了するが、最長の場合6月19日まで戦うことになる。今回の遠征は、関塚監督の「一度見てみたい」という熱望で指宿を招集。「最初は少しボールを呼び込むタイミングが早かったが、徐々に彼の良さは出せたと思う」と一定の評価を与えていただけに、指宿が招集できなくなれば大きな痛手となる。今後はロンドン五輪への“切り札”になり得る点取り屋の動向に注目が集まる。

 ◆バーレーン戦VTR クウェート戦で先発したFW永井に代わり、FW指宿が1トップで先発。前半終了間際、左サイドに入ったMF宇佐美がドリブル突破から左CKを獲得。MF水沼のCKを指宿が頭で流し、そのボールがMF小野と競り合った相手選手の足に当たりオウンゴールで先制した。後半終了間際の47分には途中出場の山崎がPKを決め、2―0で快勝した。

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2011年2月14日のニュース