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サポーター1800人に宣言!新潟主将「タイトルとACL狙う」

[ 2011年2月13日 13:36 ]

激励会でサポーターに手を振りながら引き上げる新潟の本間主将

 「2011アルビレックス新潟激励会」が12日、新潟市東総合スポーツセンターで行われた。アルビレディースと初の合同開催となった激励会にはサポーター約1800人が集結。11日に高知キャンプを打ち上げたチームを代表して、MF本間勲主将(29)は「タイトルとACL(アジアチャンピオンズリーグ)を狙って1年間戦っていこう」とあいさつした。激励会に先立ち、メンバーは新潟市内の神社で必勝祈願も行った。

 精悍(かん)な表情が激励会の壇上にズラリ並んだ。サポーター1800人の期待を受け止め、選手たちはトレーニングで引き締まった顔をさらに固くした。「みんなの熱い気持ちが伝わってきた。しっかり受け止めてピッチで表現したい」と本間主将。黒崎久志監督(42)も「本番突入の一歩手前でスイッチが入る。激励会はそんな位置づけ」と話した。

 この日は19日間の高知キャンプと同じくハードなスケジュールをこなした。高知空港から伊丹空港経由で新潟空港着。新潟市内の神社で必勝祈願を行ってから激励会に臨んだ。「(高知では)大塚(慶輔フィジカル)コーチの顔を見たくなくなるほど、たくさん走らされた。夏場も走れる」と話した本間は「(激励会は)立っているだけでつらかった」という。しかし、サポーターの熱気は選手たちに闘志を注入。本間もあいさつで「タイトルとACLを狙って1年間戦う」と宣言した。

 15日には静岡キャンプがスタート。高知でのフィジカル面のアップを受け、いよいよ戦術面の構築に着手する。「若い選手も“試合に出てやろう”という気持ちが強い」と本間が言うように、現状ではいい意味でのベテランと若手の競争がチームを活性化させている。

 昨季は引き分けがリーグ最多の13試合。「勝負強いチームにしたい」と本間は言った。今季の目標であるタイトル奪取とACL出場権(リーグ3位以内)には、引き分けを「勝ち」に持ち込むことが必須条件。「攻撃的なチーム。イニシアチブを取ってゲームをしたい」という黒崎監督は、内容を伴う勝利を目指して静岡キャンプに臨む構えだ。

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2011年2月13日のニュース