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ホーム最終戦飾れず…日本、カタールとドロー

[ 2009年6月10日 18:16 ]

<日本―カタール>前半、カタールのオウンゴールで先制し、喜ぶ(右から)岡崎、内田ら日本イレブン

 W杯アジア最終予選A組の日本代表は10日、横浜・日産スタジアムでカタール代表と対戦。立ち上がりにラッキーなオウンゴールで先制したが、後半にPKで追いつかれて1―1のドローに終わった。日本は通算4勝3分けで勝ち点15。同組首位のオーストラリアがバーレーンを2―0で下して勝ち点を17に伸ばしたため、A組2位にとどまった。カタールは1勝3分け4敗、勝ち点6で予選敗退が決まった。

 既に4大会連続W杯出場を決めている日本だが、6日のウズベキスタン戦で退席処分を受けた岡田監督がベンチ入りできず、大木コーチの指揮で試合に臨んだ。立ち上がりの前半2分、日本は幸運なオウンゴールで先制した。相手FKを阿部がクリアするとカウンターで一気に攻め込み、MF中村俊が右サイドにスルーパス。抜け出した内田がゴール前にクロスを送ると、岡崎と競り合ったカタールDFの足に当たり、ボールはゴールに吸い込まれた。しかしその後はアジア5位決定戦進出の可能性を残していたカタールの積極的な攻撃を受ける展開に。日本の3本を上回る6本のシュートを打たれ、前半終了間際には阿部のミスから決定的な場面を作られたが、カタールのフィニッシュの精度の低さに救われた。

 日本は後半も主導権を握れず、同8分にはDF中沢がPKを献上。FWヤハヤにきっちり決められ、同点に追いつかれた。その後はMF松井、本田、FW興梠と攻撃的な選手を投入。ボランチに下がったMF中村憲が起点となり、好機をつくる場面もあった。同37分には岡崎が得意のダイビングヘッドでゴールを狙ったが枠を捉えられなかった。

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サッカーの2009年6月10日のニュース