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手薄FW 玉田負傷で期待懸かる4人

[ 2009年5月30日 19:16 ]

 もともと手薄な日本代表のFW陣の中で、ベルギー戦は誰が存在感を示すのだろうか。エースに近い玉田(名古屋)は右足首痛で欠場が決まり、残る4人のFWに懸かる期待は大きい。

 いま最も元気なのは岡崎(清水)だ。チリ戦は2ゴールを挙げ、岡田ジャパンで10試合5得点。ハイペースに得点を積み重ねているが、本人は「点を取ったのは親善試合がほとんどだから、まだまだ」と貪欲だ。絶好調の23歳はベルギー戦だけでなく、ウズベキスタン戦までの連続ゴールを思い描く。

 今季、新潟での活躍が光る矢野もコンディションは良好だ。チリ戦は後半途中出場でシュートなしに終わったが「次もチャンスをもらえたら、無駄にしたくない」と意気込む。貴重な大型FWは虎視眈々とアピールの機会を狙っている。

 体調を崩した大久保(ボルフスブルク)や胸部を痛めていた興梠(鹿島)は、ようやく回復した。大久保は代表通算ゴール数で岡崎に並ばれ「刺激になるね。おれもやらないと」と目を輝かす。今季、所属クラブでは出場機会に恵まれなかったが、欧州組としての意地を見せたいだろう。

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2009年5月30日のニュース