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西沢がプロ初得点!浦和が快勝

[ 2009年5月30日 17:58 ]

浦和―新潟 後半11分、2点目を決め、喜ぶ浦和・エスクデロ

 【浦和2―0新潟】ゴールを挙げた西沢とエスクデロはいずれも浦和ユース出身の選手だ。27日のキリン杯チリ戦で史上4番目の若さで日本代表デビューした山田直や、開幕から注目された原口だけではない。今季の浦和は、下部組織出身者の台頭が目覚ましい。

 4年目の21歳、西沢はうれしいプロ初ゴールだった。前半28分、中盤でボールを奪うと前方の細貝へ。駆け上がってリターンパスを受けると左足で冷静にゴール右隅へけり込んだ。喜びを爆発させた西沢は「頭が真っ白。よく覚えていない」と興奮気味。この日は右サイドバックで起用されたが、もともとは攻撃的MFだけにゴールシーンにはセンスが感じられた。
 昨季までのような大物選手の補強に頼らず、若手の積極的な登用に方針を変えた今季の浦和。フィンケ監督は「長期的なチームの成長を考えると、たくさんのうれしいことがあった」とほおを緩める。
 この日は、ともにユース出身で19歳の高橋が先発し、浜田は後半途中からピッチに立って快勝に一役買った。追加点のエスクデロは「レッズが狙いを持ってやっていることを僕らが表現できた」と胸を張った。

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2009年5月30日のニュース