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小笠原欠場が…鹿島 引き分けで首位陥落

[ 2009年4月26日 06:00 ]

<山形・鹿島>ゴール前で競り合う鹿島・大迫(左)と山形・長谷川

 【鹿島1-1山形】主将のMF小笠原の出場停止が響き、鹿島が2試合連続の引き分けで首位から陥落した。小笠原の代わりに朴柱昊が入り、青木とダブルボランチを組んだが、好機をつくることができずに、勝ち点1を確保するのがやっとだった。

 先発出場した興梠のドリブル突破で獲得したPKを、前半25分にマルキーニョスが決めて先制した。だが「後半はバランスが悪くなった」(朴柱昊)ことからあっさり同点に追いつかれた。オリヴェイラ監督からはサイドチェンジの指示が出ていたが、細かいパスばかりで展開を変えられない。「中盤がなかった。難しかった」。公式戦8試合ぶりに先発から外れ、後半27分から途中出場となった大迫が振り返ったように、ゲームをつくる小笠原の不在が最後まで影響した。

 3月18日の上海申花戦で小笠原がスタメンに復帰してからは公式戦6勝1分け。逆に小笠原が先発しないと今季は2勝1分け2敗。鈴木満取締役強化部長は「中盤だな。ボランチがパスを散らさないといけないのに…。小笠原?結局そこになる」と厳しい表情だった。

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2009年4月26日のニュース