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ミランに残りたい ベッカム完全移籍希望

[ 2009年2月6日 06:00 ]

 ACミランのイングランド代表MFデビッド・ベッカム(33)が4日、ミラン残留の意向を初めて明言した。ロサンゼルス(米MLS)から3月8日までの期限付きで加入しているが、完全移籍を希望。「ミランに残りたいという意思は伝えた。両クラブが合意に達することを望んでいる」と力を込めた。

 10年W杯を視野に代表への継続的な招集を望む中、1月にミラン入りして5試合に出場。2得点2アシストと活躍し、英グラスゴーでこの日行われた親善試合レンジャーズ戦(2―2)でも前半だけの出場ながら正確なキック力で存在感を見せつけた。順調な適応にベッカム自ら「楽しめると思っていたが、これほどとは…。ミランでキャリアを終えたい」と生涯ミランを宣言するほど。早ければ5日にロサンゼルスの関係者がミラノ入りして交渉に入るという。
 ロサンゼルスとの契約は12年までだが、12月には違約金なしで契約解消が可能な条項があるとも伝えられ「世界最高のレベルでプレーすれば(W杯出場の)チャンスも増える」と意欲を燃やすベッカム。ミラン完全移籍が現実味を帯びてきた。

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2009年2月6日のニュース