×

元気出せ日本!闘莉王が帰ってきた

[ 2009年1月31日 06:00 ]

浦和の練習で、厳しい表情で指示を出す田中マルクス闘莉王

 左ひざ半月板の内視鏡手術から復帰した浦和DF闘莉王は昨年11月19日のカタール戦以来、約2カ月半ぶりに日本代表入り。チームが28日にバーレーンに敗れて意気消沈しているとあって「うるさいぐらい声を出してチームを盛り上げたい。ケガでチームの力になれなかった分を取り戻したい」とほえまくることを宣言した。

 昨年12月3日の出術後は懸命にリハビリに励んだ。当初は早期復帰に難色を示していた浦和のフィンケ監督に代表復帰を直談判するなど、日の丸への思いは強い。日本代表の岡田監督は「万全ではないかもしれないし、プレーできるかどうか、こちらの目で判断したい」と慎重だが、闘莉王は「自分が納得できるプレーができるまで回復した」と自信を見せた。

 DF中沢とともにプレーするのは昨年10月15日のウズベキスタン戦以来、約3カ月半ぶり。“ツインタワー”の復活は長身選手がそろうフィンランド、オーストラリア戦に向けた何よりの好材料だ。「オーストラリア戦に間に合った喜びと感謝の気持ちを忘れずにプレーしたい」。帰ってきた闘将が4大会連続のW杯出場に向けて最終ラインからチームを鼓舞する。

続きを表示

2009年1月31日のニュース