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五輪にらみ 反町監督は米国を視察

[ 2008年5月22日 10:31 ]

米国―トルコ戦を視察する反町監督

 日本を含めて北京五輪に出場する5カ国が参加しているトゥーロン国際大会は、貴重な情報収集の場でもある。21日、日本の反町監督や井原コーチらスタッフは五輪1次リーグ初戦で対戦する米国に鋭い視線を送った。

 すでに日本は対戦国の映像やデータを集め、米国のノワク監督の采配や戦術も研究済みだ。「確認作業をした。今のところ驚くようなことはない」と、ノートを片手に米国―トルコ戦を観戦した反町監督。もちろん米国側も日本の選手や試合内容をチェックしている。
 日本が五輪準々決勝に進むと当たる可能性があるコートジボワールもワールドカップ(W杯)予選や他の国際大会の影響で主力級の選手が不在だ。真の実力を把握することは難しいが「どういうサッカーをするのかは分かる」と反町監督は言う。今後は集めた情報を分析し、五輪への対策を煮詰める。
 今大会に参加していない韓国の朴成華監督も、21日は五輪1次リーグ同組のイタリアを視察。五輪本番まで3カ月を切り、各国の情報戦がフランス南部の町を舞台に本格化している。(共同)

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2008年5月22日のニュース