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“フレッシュ代表候補”の合宿スタート

[ 2008年4月21日 18:29 ]

ミニゲームで競り合う長友

 サッカーの日本代表候補が21日、千葉県習志野市内に集合し、6月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選に向けた強化合宿を開始した。中沢(横浜M)ら主力がケガなどのため参加を辞退し、25人のうち岡田監督体制では初めて代表候補入りする選手が11人を占めるフレッシュな顔触れで約1時間半、調整した。

 3月26日のW杯アジア3次予選バーレーン戦の敗戦を受け、岡田監督が指導方法を変更することを明言した合宿。大久保(神戸)、初選出された寺田(川崎)らが9対9のミニゲームなどで体を動かした。
 合宿最終日の23日に筑波大と練習試合を行う予定。5月24日にコートジボワール、27日にパラグアイと国際親善試合を行い、W杯予選に備える。

 ≪脱オシム…変化見当たらず≫岡田監督が、オシム前監督の指導法などからの完全脱却を明言した後で練習内容などが注目されたが、特別な変化は見当たらなかった。狭いスペースでのパス回しやミニゲームなどで、巻は「変わったな、というのは特にない」と話した。
 岡田監督は練習前に30分以上のミーティングを行い、チームのコンセプトを選手に提示したという。「具体的には言えないが、どんな相手でも、どんなメンバーでも、システムでもこういうことだけはやろうという話をした」と説明した。

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2008年4月21日のニュース