中野、最終調整　跳躍乱れるも「いつもこんな感じ」

　トランポリン女子に日本勢で唯一出場する１８歳の中野蘭菜（星稜ク）が本番前日の１１日、会場のリオ五輪アリーナで最終調整した。跳躍が前後に乱れる場面があったが「あんまりよくなかったけど、いつもこんな感じなので」と表情は明るかった。

　会場は出場枠を獲得した４月の最終予選で経験しており、雰囲気は織り込み済みだ。初の五輪にも「他の競技で（日本が）メダルを取っていて、いい刺激になっている」と気後れする様子はない。「リオに入ってからの調整はうまくできている。後はあしたに備えたい」と目標の決勝進出に向け力を込めた。（共同）