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ロシア ペア王座奪回へ ボロソジャル、トランコフ組世界最高発進

[ 2014年2月12日 11:16 ]

SP首位発進となったボロソジャル、トランコフ組

 ペアSPで地元ロシアのタチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組が世界歴代最高を更新する84・17点をマークし、団体に続く今大会2つ目の金メダル獲得に近づいた。

 13年GPスケートアメリカで自身が記録した83・05点を1点以上上回る高得点。「仮面舞踏会」の音楽に乗り、ステップなどジャンプ以外の全5要素で最高難度レベル4を獲得し、表現力を示す5項目のうち3項目で10点満点を出すジャッジがいたほど完成度の高さを見せた。

 ロシアは前回のバンクーバー冬季五輪では川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組の4位が最高と、旧ソ連時代の1964年インスブルック五輪から続いていたペア連覇記録が12で途絶えた。王座奪回と団体に続く2冠に向け、ボロソジャルは「練習してきたことを出すだけ」と自信を見せていた。

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2014年2月12日のニュース