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国際大会で初めてキム・ヨナに敗戦「いいライバル」

[ 2010年2月2日 06:00 ]

表彰台で花を掲げる浅田真央(左)とキム・ヨナ

 【06年3月世界ジュニア選手権(スロベニア)】ショートプログラム(SP)2位からの逆転を狙った浅田真央(15)は、トリプルアクセル(3回転半)の失敗などが響き、フリーでも97・25点の2位となり、連覇を逃した。SPで首位発進し、フリーも116・68点で1位だったキム・ヨナ(15=韓国)が浅田に24・19点の大差をつけて韓国初の世界女王になった。浅田がジュニアの国際大会で負けるのも、キム・ヨナに負けるのもこれが初めてだった。

 直前でキム・ヨナが好演技を披露し、自己ベストの高得点を出した。「真央はジャンプだけでジャンプを失敗したら負けちゃうけど、向こうはスケーティングが上手だった」。「ヨナはいいライバル。一緒に頑張っていければと思う」。この瞬間から10年バンクーバー五輪への戦いが始まった。

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2010年2月2日のニュース