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五輪テロ対策 共同警備隊は「自信あり」

[ 2010年2月2日 09:50 ]

バンクーバー五輪フィギュアスケート会場近くで報道陣に公開された、一般客が入場前に受けるセキュリティーチェックの手順

 12日(日本時間13日)のバンクーバー冬季五輪開幕を前に、同五輪組織委員会と警察、軍などが組織した共同警備隊(ISU)が1日、観戦する一般客が会場入場前に受けるセキュリティーチェックの手順を報道陣に公開した。

 観客に事前の理解を求め、スムーズに観戦してもらうことが目的で、フィギュアスケート会場近くに設営したテントで関係者が観客役になって実演。手荷物を金属探知機に通すなど通常の五輪や飛行機の搭乗時とほぼ同じだが、組織委の会場管理責任者は「スポーツの大会だがNHL(北米プロアイスホッケー)とは違う。手際良い入場のために小さいバッグで来てほしい」と呼び掛けた。
 テロ対策について、ISU責任者のコテー氏は「自信を持っている。カナダ政府と米国政府の協力も得て十分な準備ができている」と話した。(共同)

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2010年2月2日のニュース