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オグシオ 独自練習場許可出ずに使用断念

[ 2008年8月3日 20:09 ]

 メダル獲得を目指す女子ダブルスの小椋久美子、潮田玲子組(三洋電機)らの北京五輪のバドミントン日本代表が独自の練習会場として確保していた松下電器現地法人の体育館の使用を断念したことが3日、分かった。

 日本協会によると、五輪間近で治安に対する不安が高まっており、中国公安当局の使用許可を得ることができなかった。日本代表は5日に北京入りするが、10日が初戦のオグシオらの最終調整に影響が出る恐れもありそうだ。

 北京五輪組織委員会が割り当てた会場練習は時間や面数などに制限があるため、日本協会は昨年、公式の練習会場以外の前線基地として、選手村からの車移動で約20分の距離にある同法人の体育館利用を決めていた。朴柱奉監督は「選手は10人もいる。使えればベストだったし、余裕を持って練習ができた。シングルス、ダブルスに分けた練習は北京では時間的に短いので難しい」と話している。

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2008年8月3日のニュース