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見るな!?警備、警備でランナー見えず?

[ 2008年4月24日 06:00 ]

 長野市実行委は当初、著名人ランナーについては本人に了承をとった上で公表するとしてきた。だが、会見で発表されたのは星野監督のみ。ほかにも公表に同意していたランナーもいたが、市実行委は「沿道でさまざまな主張、抗議活動が予想され、区間を発表すると、観客が集中するなど不安定な要素が考えられる」として、警備上の理由に非公表を決めた。

 また出発式が行われる県勤労者福祉センター跡地と、中間の休憩所となるエムウエーブについては会場への一般客の立ち入りを禁止、到着式の若里公園でも式典エリアへの入場を制限する。実行委は「市民は式典の様子は見えません」と断言。さらに、リレー中も沿道とコースは柵などで遮断。幾重にも重なる警察官の警備でランナーは見えないことが予想される。実行委や県警は状況に応じてさらに警備を強化する姿勢を強めている。
 記者会見で実行委の篠原邦彦事務局長は「何よりも聖火が円滑に進行されなければならず、やむを得ない」と、安全確保の優先に理解を求めた。

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2008年4月24日のニュース