【佐賀競馬・佐賀記念】9日出走 斤量56キロが魅力のカフジオクタゴンに期待 予想印を公開

[ 2023年2月7日 12:00 ]

重賞2勝目に期待のかかるカフジオクタゴン©JRA
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 佐賀競馬2大競走であり真冬の祭典である「第50回佐賀記念JpnⅢ」(中央・地方交流/距離2000メートル/1着賞金3000万円)が9日9R(17時20分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。14年連続でJRA所属馬がV、さらに3着までを独占している。節目の50回大会も中央主導の流れとなりそうだが、傑出した存在はおらず地方馬にもチャンスはあるとみた。

 ◎⑧カフジオクタゴン 初の重賞挑戦となった昨年8月新潟「レパードSGⅢ」は7番人気ながら中団後ろでレースを進め、上がり最速タイをマークしVをもぎ取った。続く10月金沢「白山大賞典JpnⅢ」は3着も出遅れてペースが乱れた割にしまいの勢いは上々だった。前走11月盛岡「JBCクラシックJpnⅠ」は伸びず7着と振るわなかったが、リフレッシュして臨む今回は斤量56キロも魅力。重賞2勝目へ鋭く巻き返す。

 ◯②バーデンヴァイラー 中央ダート1800メートル戦5勝に昨年7月盛岡「マーキュリーカップJpnⅢ」を制覇。前走12月には中京GⅠ「チャンピオンズC」にも出場。豊かな自在性と勝負根性を兼備しているうえ、鞍上が福永祐一なのも心強い限りだ。

 ▲①ジャズブルース 重賞は未勝利ながら未知数の底力を感じる。22年4月ダートに転向し3戦目から3連勝。前走1月小倉オープン「門司S」は6着も前団から抜け出すセンスは高く、初の2000メートルでも好勝負可能とみる。

 ☆③リュウノシンゲン 20年は岩手2歳重賞3V、21年は岩手3歳重賞4連勝し、岩手3歳2冠をもぎ取った。川崎を経て昨年6月に佐賀に転入してくると7月「吉野ヶ里記念」、12月佐賀グランプリにあたる「中島記念」と重賞を2V。名実ともに佐賀の顔となった。今年初戦1月A級戦も逃げ切っており好調を維持。JRA勢に食い下がる。

 Δ⑥ラッキードリーム 20年デビュー地の門別で2歳重賞2V、翌年は「北斗盃」、「北海優駿」、「王冠賞」Vで北海道3歳3冠を達成。そして、昨年は園田の重賞を2V。地方重賞通算7Vで実績は申し分なし。位置取り次第では大仕事の可能性は十分にある。

<スポニチアネックス予想班>

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2023年2月7日のニュース