【新馬戦総括】ナヴォーナ G1級のポテンシャル

[ 2023年2月7日 05:22 ]

 インパクトが強かったのは日曜東京の芝1600メートル戦を勝ったナヴォーナ。出脚はそれほど速くなく中団追走。スローで前残りの流れだったが、直線で外に持ち出すと1頭だけ次元の違う伸び。次位を0秒9上回る最速3F33秒2の末脚で突き抜けた。21年NHKマイルCを制したシュネルマイスターの半弟。まだ全体的に緩さが残り、調教でも動き切れない中での快勝。G1級のポテンシャルを秘めており、2戦目のレースぶりに注目したい。

 同日東京のダート1600メートルを勝ったサンライズフレイムはドライスタウトの半弟。好位で立ち回り、上がりも最速でまとめる優等生な内容。兄はデビュー3連勝でJpn1勝ち。弟もダート路線での活躍が見込める。

 土曜東京のラッジオは好メンバーだった芝1800メートル戦で楽々と逃げ切りV。前向きな気性が課題でもあるが、現状ではコントロールできる範囲。今後の成長次第だが、マイル前後の距離が合いそうだ。

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2023年2月7日のニュース