【阪神JF】爆発力光るラヴェル3連勝だ!負けられない“出世レース”

ラヴェル

　2歳牝馬にとっては来春のクラシックへとつながる大舞台。阪神JFが外回りコースで行われるようになった06年以降、勝ち馬は6頭が翌年のクラシックも制した。今年も素質馬が集結。ここ2年の勝ち馬（ソダシ、サークルオブライフ）と同じアルテミスS1着から参戦のラヴェルは3連勝で2歳女王の座を狙う。福岡助手は「前走は折り合いをつけて、後半に末脚を爆発させる競馬。ギアの変わり方は凄いものがありますね」と素質を絶賛する。

　全休日の月曜朝は馬房でのんびり過ごし、福岡助手に甘えるしぐさを見せていた。「普段はおとなしくて、誰でも触れるぐらい人懐っこいんですよ。順調に調教を消化できていますし、この子の力をしっかり出せるようにするのが僕の仕事ですから」と気を引き締める。半姉ナミュール（父ハービンジャー）は昨年の当レースで1番人気4着。厩舎は違うが、まずは姉のリベンジを果たし、来春のクラシックを目指す。