【阪神JF】リバティアイランド95点 鬼の筋肉 キ甲も特大!1ミリも余分なし

[ 2022年12月6日 05:29 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

リバティアイランド
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 2歳牝馬のボディービル選手権が開催されれば、リバティアイランドの圧勝です。肩と言わず、トモと言わず、全身が筋肉で隆起しています。余分なものを全てそぎ落とした筋肉の塊。これほど筋肉の発達した2歳牝馬は見たことがありません。

 同じドゥラメンテ産駒でもしなやかな体つきのドゥーラとは真逆のボディー。母ヤンキーローズは豪州の2歳&3歳牝馬チャンピオン。リバティアイランドの1歳下の半弟(ロードカナロア産駒)が昨年のセレクトセールで3億7000万円(税抜き)の高値を付けました。血統ばかりか、筋肉も飛び抜けています。

 筋肉と共にキ甲(首と背中の間のふくらみ)が特大。古馬のように大きく盛り上がっています。胸が浅い点が気になりますが、飛節は絶妙な角度。トモのパワーを余さず推進力に換えています。

 立ち姿は穏やか。太い尾をごく自然に垂らしながら、腱がしっかり浮き出た健康な四肢でゆったりと立っています。鼻の穴は大きくありませんが、とてもりりしい顔立ち。ボディービル選手権ばかりか、競馬でも女王になれる筋肉マッチョです。

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2022年12月6日のニュース