浅見師 JRA通算666勝締め「最後に頑張ってくれて印象に残る勝利になった」

[ 2022年2月28日 05:30 ]

騎手達から花束を受け拍手で送られる浅見師(中央)(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 メジロブライト、レインボーラインなどでG15勝を挙げた浅見秀一師(70)は阪神で最終日を迎えた。最後の競馬となった中山10R(ジゲン3着、アウトウッズ6着)を見届けると武豊や弟子の鮫島駿らから花束を贈呈され、集まった調教師、騎手らと写真に納まった。

 小倉7Rのラグラスドシエルで有終Vを飾り、JRA通算666勝で締めくくり。浅見師は「最後に頑張ってくれて印象に残る勝利になりました。トリプルシックスで分かりやすくていいね。みんな印象に残っています。本当にお世話になりました。コロナが終わったら競馬場で大きな声で応援したいですね」と語り、競馬場を後にした。

 ≪浅見厩舎の管理馬で永島まなみ今年初星≫女性ジョッキー永島まなみが小倉7R・ラグラスドシエル(牝4)で挙げた白星は自身の今年初勝利で、さらに定年解散となる浅見厩舎の管理馬でダブルの美酒となった。永島は「昨年デビューし、経験が浅い時から浅見先生に乗せていただきました。先生の最終週に勝てたのがとてもうれしい」と感謝。直線ごぼう抜きのレースぶりに「道中、砂をかぶっても我慢させて、直線は砂をかぶらない外に出したら伸びてくれました」と、過去2度の騎乗で把握している特徴を生かせたと言う。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月28日のニュース