【毎日王冠】ミスターX　アエロリット連覇に期待

　東京11R・毎日王冠はアエロリットの連覇に期待する。17年のNHKマイルCを制した同馬ももう5歳。今年は【3・3・0・3】と得意の左回りにこだわった起用が続いている。中でも【2・1・0・0】の芝9Fは適性抜群の条件。昨年のこのレースを圧勝しているように本領発揮の舞台と言えるだろう。 【毎日王冠】

　1月の米国遠征は不本意な結果に終わったが、帰国後はヴィクトリアマイル5着→安田記念2着と好走。マイルG1でもハナを切れるスピード能力は健在だ。新コンビの津村は調教で騎乗した際に「凄いパワー。さすがG1馬という感じ」と驚嘆の声を上げた。「相手も強いけど、ここは負けられない」と大チャンスに目の色を変える鞍上の手腕にも期待。（3）から（1）（2）（4）（6）（9）。

　京都11R・京都大賞典はステイゴールド産駒のエタリオウを本命に指名する。ダービー4着、菊花賞2着などG1でも上位に入る実力の持ち主ながら、未だ勝ち鞍は未勝利戦のみ。“最強の1勝馬”という表現がぴったりの馬だ。

　今年に入ってからも日経賞2着→天皇賞・春4着と善戦が続いていたが、前走の宝塚記念で9着とデビュー以来初めて掲示板を外した。友道師は「状態はいい。宝塚記念は疲れが残っていた」と分析。この馬本来の力は出せていなかった。夏にリフレッシュして再起を誓う一戦。得意の京都で念願の重賞初Vを決め、秋のG1戦線への弾みをつける。（4）から（1）（6）（9）（10）（16）。