【凱旋門賞】フィエールマンは最下位12着　鞍上のルメール「全く加速しなかった」

凱旋門賞のレースを終えたルメール騎乗のフィエールマン　（撮影・西川祐介）
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　鞍上のルメールにとっても悲願の初制覇が懸かっていたフィエールマンだったが、一緒に英国で調整した11着ブラストワンピースに15馬身離された最下位12着に大敗した。

　2番枠から好スタートを決めて好位インを進んだが、フォルスストレートで早くも手応えが怪しくなり、最後は完全に脚が上がってしまった。母がフランス重賞勝ち馬で高い馬場適性を期待されたが、本来のパフォーマンスを発揮できずに終わった。母国の最高峰G1を「日本の馬で勝ちたい」と気合十分で臨んだルメールだったが、その思いは届かなかった。

　▼ルメール騎手　残念。早めにバテて、フォルスストレートで止まってしまった。この馬場（重馬場）では難しい。全く加速しなかった。状態は良かった。テンションも上がっていなかった。