競輪システム障害余波…函館、富山、玉野、武雄の4場で中止打ち切り

[ 2019年10月5日 05:30 ]

函館競輪場正面入り口、開催中止を知らせる看板
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 JKAシステムの障害により3日と4日の競輪が開催中止になったが、5日は松戸競輪G3(初日)、青森ミッドナイト(初日)、宇都宮F2(初日)、大宮F2(初日)の4場で開催される。なおシステム障害の影響を除去できない函館F1、富山F2、玉野F2、武雄F2の4場は開催中止で打ち切りとなる。

 JKAによると、競輪情報システムにおいて不整合なデータが入力されたことに伴い、障害が発生。3日にオッズデータの提供、競走成績、賞金、番組編成などの入力処理ができなくなり、4日までの2日間、全レースが中止になった。

 JKAの笹部俊雄会長は「開催を中止する事態となりましたことを深くおわび申し上げます。今後、このような事態が発生することがないよう、業界を挙げて再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントした。

 調査の結果、システムそのものについては問題がないことが分かり、安全性が確認されたため6日以降の開催については予定通りに行われる。なお、今回の事象は外部からの不正アクセスやサイバー攻撃によるものではなく、情報流出もしていない。

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2019年10月5日のニュース