【凱旋門賞】ブラスト万全!大竹師「修正点も確認できた」

[ 2019年10月5日 05:30 ]

ロングヒルで最終調整したブラストワンピース
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 英国ニューマーケットに滞在中のブラストワンピースは4日、現地で最終調整を終えた。バリーヒル(傾斜のある周回コース)をハッキング(ごく軽いキャンター)で1周半。呼吸を整えてからロングヒル(坂路)をキャンターで駆け上がった。「ラスト2Fを(1F)15秒―15秒のイメージ。いい感じに仕上がった」と大竹師。「手前(軸脚)の替え方もスムーズで、コースに出て行く時の前進気勢も大丈夫。細かい修正点も確認できた」と本番への準備は整った。

 英国入りしてからは連日、坂路を2本乗るハード調教を課した。「最初は背中の痛みが目立ったり、気持ちが人間が求めるほど続かないこともあった」と振り返る。だが、地道に調教を重ね、馬も耐え抜いた。「3週間、素晴らしい環境で調整できたことが何より良かった」と、自信を持ってレースに臨む。

 5日に、前日輸送でロンシャン入り。ゲートインを待つばかりだが、気掛かりなのはレース当日の雨予報。「少しは乾いてほしい。あまり悪い馬場を経験したことがない馬なので…」と師。人事は尽くした。あとは天の女神がほほ笑むのを待つだけだ。

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2019年10月5日のニュース