【米ベルモントS】マスターフェンサー5着 サーウィンストンV

[ 2019年6月9日 08:10 ]

 米3冠最終戦、G1ベルモントS(ダート2400メートル、10頭)が日本時間9日午前、米ニューヨーク州のベルモントパーク競馬場で行われ、マスターフェンサー(牡3=角田)は5着。日本調教馬による初めての米ダートG1初制覇は成らなかった。

 6着だったケンタッキーダービーに続いてルパルーが騎乗。最後方追走から4角では大外へ。懸命に脚を伸ばしたが届かなかった。勝ったのはピーターパンS2着から臨んだサーウィンストンだった。

 マスターフェンサーを管理する角田晃一師は「スタートは上手に決まりました。ペースが落ち着いたので楽に追走できましたが、3コーナーからペースが上がった際についていけなかったようです。こういう展開も競馬なので仕方ないですが『マスターフェンサー』チーム一丸となって1着を目指していたので悔しい思いがあります。ですが、マスターフェンサーは一生懸命走ってくれました。今後の予定は馬の様子を見て決めたいと思います」とコメント。

 また、騎乗したJ・ルパルー騎手は「馬は非常に良い状態で良いレースをしたと思います。スローペースだったこともあり、3コーナーで馬を押していこうとしたのですが、ペースが上がった際に少し置かれてしまいました。最後の直線では非常に良い脚を使ってくれました」と振り返った。

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2019年6月9日のニュース