【万哲の乱 特別編】9日阪神11R 格下でもダンサールには絶好舞台

[ 2019年6月9日 08:00 ]

 今開催の阪神芝は開幕週の先週から時計が多少掛かる傾向。雨の影響が残った土曜(8日)も時計を要した。切れよりパワー優先。阪神11R・マーメイドSは坂下スタートでペースが上がりにくい「阪神内回り2000メートル」が舞台。ある程度は流れに乗れる自在型狙いが得策だろう。

 ◎ダンサールはコーナー4回の2000メートル戦にとりわけ強く、今回と同舞台だった昨秋500万下は4コーナー先頭で2着エクレアスパークルに5馬身差V。やや重のタフな馬場での圧勝だった。続く秋華賞(13着)は出遅れ&大外枠があまりに響いたが、当時6着ランドネとは「1秒差」だった。そのランドネがハンデ54キロに対し、こちらは3キロ軽い51キロの恩恵。前走・鹿野山特別(1着)は最後流す余裕で1分59秒4の好時計。まだ準オープンに出られる身だが、重賞でも十分通用する。力のいる今の芝を味方に好位差し。

 《もうひと押し》阪神9R・三田特別は◎レイエスプランドル。前走・白川特別(2着)は高速決着にも対応したが、ハービンジャー産駒&500キロ超えの大型馬だけに、今の力のいる芝はピッタリ。

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2019年6月9日のニュース