【有馬記念】オジュウチョウサンの歩んだドリームロード

[ 2018年12月20日 05:30 ]

障害では敵なし。中山グランドJも圧倒的な強さで勝利したオジュウチョウサン
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 オジュウチョウサンは11年4月3日、北海道平取町坂東牧場で誕生。13年10月東京新馬戦でデビューも11着。2戦目も8着と勝てず、約1年の休養を挟み障害転向。初戦の14年11月未勝利戦は14着。

 障害4戦目となった15年未勝利戦で待望の初勝利。16年中山グランドジャンプは同7戦目からコンビを組む石神を背に待望のJ・G1初制覇。石神は「完璧。思い描いた通りの競馬。このレースを勝ちたくて(障害騎手を)やってきましたが、理想と現実が一致した」と会心の笑み。この勝利を機に連勝街道をばく進。3連覇を飾った今春4月中山グランドジャンプまで障害重賞9連勝(G1通算5勝)。

 5月23日、和田正師は「オーナーの意向で平地G1での可能性も考えてみよう」と開成山特別で平地再転向を表明し、新コンビ武豊を背に快勝。11月3日の南部特別で平地2連勝を飾ると、4日後の7日に同師は有馬記念直行を発表。12月6日のファン投票最終結果で3位となり、有馬参戦が決まった。

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2018年12月20日のニュース