【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】21日京都11Rハウメアが初の芝1200メートル戦でズバッと差す

[ 2018年4月21日 08:00 ]

 1着馬も2着馬も無印と予想的には完敗だった先週の皐月賞。週中の段階から雨予報もあって波乱の気配は漂っていたが、優勝したエポカドーロを無印は猛省したい。よどみないラップで先行した3頭から大きく離れた4番手で、実質的にはスローで逃げている形。ペースアップするタイミングも絶妙で、最後は後続に2馬身差で悠々とゴールした。絶好の展開と渋った馬場が奏功したのは確かも、この勝ち方はフロックではない。◎を打つかは分からないが、ダービーで無印とすることはないだろう。

 G1の谷間となる今週、土曜の当欄で取り上げるのは京都11R・彦根S。関東から遠征するハウメア◎でこん身の勝負を懸ける。デビュー前から評判を集めていた良血馬。1番人気の新馬戦で7着に大敗した後は成長に合わせて慎重に使われ、その後は一度も掲示板(5着以内)を外さずに1600万まで出世。昇級戦の前走4着で早々とクラスのメドを立てた。制御するのに苦労するほどのスピードの持ち主で、初の芝1200メートル戦起用は実に魅力的。これまでに見られなかったような、強烈な末脚を使う可能性が高いとみた。

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2018年4月21日のニュース