【桜花賞】1番人気は過去3年敗退…“微妙な時期”の3歳牝馬

[ 2018年4月5日 05:30 ]

CW併せ馬で追い切りをするラッキーライラック(手前)
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 【取捨選択・ラッキーライラック】死角が見当たらないラッキーライラック。1着固定が当然な気もするが、過去3年の桜花賞を思い出してほしい。15年ルージュバック(単勝1.6倍)9着、16年メジャーエンブレム(1.5倍)4着、17年ソウルスターリング(1.4倍)3着。昔の取材メモを引っ張り出し、陣営のレース後談話を振り返ってみる。

 ルージュバックの大竹師は第一声で「分からない。力を出しているのかいないのかすら…」。メジャーエンブレムのルメールは「スタートが良くなかった。遅いペースからの瞬発力勝負を彼女はまだ知らなかった」。同じくソウルスターリングのルメールは「直線で何回も手前を替えていた。馬場(やや重)ですかね…」。

 キャリアの浅い3歳春G1、本番で思わぬ弱点に遭遇していることが分かる。この時期の牝馬はフケ(発情)により直前で一変する不安も。“ハイリスクローリターン”は回避推奨。断然の1番人気候補は○が無難だ。

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2018年4月5日のニュース