プレストウィック 豪州で一発狙う「53キロはほぼ裸」

[ 2018年3月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=6日】スギ花粉、強襲中。顔面グズグズの高木は今すぐにでも国外に逃亡したい気持ちだ。そんな季節に“うらやましい”限りなのがプレストウィック陣営。次戦はオーストラリアのG1シドニーC(4月14日、ランドウィック)で19日の夜に花粉舞う日本をたつ。

 すでにノーザンファーム天栄の検疫馬房に入っており「(天栄で)調整しながらの検疫なのでやりやすい。体重が増えやすい馬だしありがたいですね」と武藤師。5着だった前走・ダイヤモンドSは敗因がはっきり。「抜け出すと気を抜いちゃって。最後まで前に目標を置く形にしないと頑張らないから」。武藤師はここが海外初挑戦。それでも前向きなコメントが続く。「53キロはほぼ裸だし、右回りも歓迎。何より向こうの馬場が凄く合うと思う。現地で1カ月くらい期間があるし、体調も整えやすい」。これは一発があるかも。花粉のない国への出張取材があれば真っ先に手を挙げようと思う高木だった。

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2018年3月7日のニュース