【鳴門・大渦大賞】桐生、6度目G1制覇 GPへ「いい流れ」

[ 2017年12月15日 05:30 ]

ボートレース鳴門「G1大渦大賞」を制した桐生
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 ボートレース鳴門の「G1大渦大賞」開設64周年記念競走は最終日の14日、第12Rで優勝戦が行われ、桐生順平(31=埼玉)がインからコンマ08のトップスタートを決めて快勝。今年1月の戸田以来、通算6度目のG1優勝を飾った(SGは2V)。2着には木下が入り、地元・田村が3着。

 優勝戦の時間帯は追い風3メートル、波高3センチと絶好の水面コンディション。こうなれば桐生の旋回スピード、そして19号機のパワーが最大限に生かされる。準優同様、3コースから寺田が全速で攻め立てたが、がっちりと受け止めて全速逃げ。バック半ばで突き放した。

 「1Mは一瞬、ヒヤッとしたけど、サイドのかかりが抜群だったので出て行きましたね。いい調整ができたし(優勝は)エンジンが連れて行ってくれた感じ」

 予選道中は安定板装着。最終日は安定板も外れての3周レースとなったが、朝の試運転から「体感が良かった」。自信を持って優勝戦に挑んだ。

 「この優勝で住之江(グランプリ)に向けていい流れになった。このまま突っ走っていきたいですね」

 予選3位から優勝戦1枠ゲットという追い風に乗ってのV。勢い、流れは誰にも負けない。万全の状態で1億円バトルに挑む。

 ≪桐生、寺田、菊地はGPへ≫桐生順平、寺田祥、菊地孝平の次走は19日からの住之江SGグランプリ。峰竜太、石野貴之、白井英治、井口佳典、毒島誠、松井繁ら強豪と優勝を争う。田村隆信、木下翔太は19日からの住之江SGグランプリシリーズ。辻栄蔵、坪井康晴、前田将太、篠崎元志、山崎智也らが参戦する。山口達也は25日からの芦屋一般戦。吉田一郎、山一鉄也、松崎祐太郎らが出場する。

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2017年12月15日のニュース