【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】18日東京7R 新馬戦を圧勝した舞台でムスコローソが汚名返上

[ 2017年11月18日 08:00 ]

 ◎ヴィブロスが5着に失速し、馬券的には完敗に終わった先週のエリザベス女王杯。緩い流れで終始掛かり気味になったのがラストで伸びを欠いた要因だろうが、1番人気という立場を考えると、積極的に好位を取りに行ったルメールの判断は責められない。鞍上が語った通り、本質的に芝2200メートルの距離は長かったのかもしれない。それにしても、絶好のポジションから絶妙なタイミングで仕掛けて差し切ったM・デムーロの騎乗は見事。G1での勝負強さは称賛に値する。

 本日の当欄で推奨するのは東京7R。◎ムスコローソに、やはり本命視した前走・新潟2歳S(12着)で失った資金を返してもらおう。その前走は1番枠で少し出負けした上に、向正面で外から次々と前に入られてズルズル後退。直線を向いて追い出されても全く反応しなかったのは、何度もブレーキをかけ、しかも終始窮屈な位置というストレスのかかる展開で戦意を喪失したためだろう。新潟2歳Sで1番人気に支持される理由となった東京芝1400メートルの新馬戦Vは、中団から内を突いて楽々と5馬身突き抜けるワンサイド勝ち。放牧でリフレッシュされ、初戦と同じ舞台&鞍上(戸崎)に戻る今回、前走のうっぷんを晴らす快勝劇を期待だ。

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2017年11月18日のニュース