【万哲の乱　特別編】１８日京都１１Ｒ　休み明けでもヴォージュの機動力

　実は１１月に入って、スポニチアネックス用に書いている「万哲の乱　特別編」の推奨馬が結構頑張っている。先週日曜１２日までに当欄で推奨した計１０レースの本命馬の成績は４勝、３着３回で３着内率７０％。（でも、紙面も読んでくださいね…）。

　京都メイン１１Ｒ・アンドロメダＳは◎ヴォージュを推奨。好位に付けて、長く脚を使えるレースのうまさが武器。コーナー４回で器用さを問われる京都内回り２０００メートルにピッタリのレース巧者だ。２走前の七夕賞（９着）は乱ペースに巻き込まれながらもパッタリとは止まらず。前走・小倉記念（６着）も好位から粘った。前２戦より相手は楽になって、据え置きのハンデ５５キロ。重馬場でＶ歴もあり、凱旋門賞２着のナカヤマフェスタ産駒なら、雨予報はむしろ歓迎。スタート巧者の川田との再コンビで「前付け」で粘り込む。

　《もうひと押し》東京９Ｒ・伊勢佐木特別は◎アバオアクー。前走・１０００万下（６着＝不良）はさすがに雨の影響が凄過ぎ、差しにくい馬場。上位３頭の最終４コーナーの位置が「１番手、２番手、４番手」の典型的な先行馬場を考えれば、後方からよく追い込んでいる。本日土曜も雨予報だが、前走（不良）ほど降らなければ、確実に差し込んでくる。