【万哲の乱 特別編】16日阪神11R ガンサリュートは初ダートが吉?

[ 2017年9月16日 08:00 ]

 阪神11R・オークランドレーシングクラブトロフィーは、ダート初挑戦の(13)ガンサリュートを指名する。11年NHKマイルC(東京芝1600メートル)を「1分31秒4」の当時の日本レコードで制したダノンシャンティ産駒。父の現役時のイメージだけを追えば、芝の切れ者のイメージ。実際に同産駒のJRA56勝中、芝が40勝に対して、ダートは16勝だから「芝がベター」なのは確かかもしれない。ただ、今春栗東Sを勝ち、8月の交流G3クラスターC(盛岡)でも3着に好走したサイタスリーレッドなど、ダートを得意にする子供も続々出ている。ガンサリュート自身は、母の父が芝&砂兼用のクロフネ。芝では切れ負けする分、初ダートがプラスに出る可能性も大。本日の阪神は、台風接近で雨で湿ったダート=時計勝負が濃厚。芝で培ったスピードはマイナスにはなるまい。休み明けの博多S(5着)を叩き、動きは一変レベル。前で飛ばしてくれる馬も多く、折り合いがスムーズにつきやすくなれば、破壊力倍増の見立て。

 《もうひと押し》中山8Rは条件絶好の(16)サノココ。過去2勝は重馬場のダート1200メートル戦(中山と新潟)。もまれにくい絶好の大外16番枠を引き当て、予報通りに雨が降れば、反攻のチャンス。

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2017年9月16日のニュース