【新潟2歳S】鬼脚再び!プレトリア余力十分に半馬身先着

[ 2017年8月24日 05:30 ]

吉田隼を背に併せで追い切るプレトリア(右)
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 6月東京新馬戦を快勝したプレトリアがさらに上昇ムード。Wコースで8馬身近く前を走るランボシ(3歳未勝利)を目標に直線は内へ。5F68秒1〜1F13秒5(馬なり)。余力十分に楽々と半馬身先着した。中川師は「思った以上に落ち着いているのがいいし、反応も良かった。いい状態で出せそう」とご満悦だ。

 4月ブリーズアップセールで1350万円(税込み)で落札された即戦力。新馬戦は外枠で出遅れ、後方からの厳しい競馬になったが、メンバー最速3F34秒2で外から一気。堀厩舎の評判馬レピアーウィット(2着=セレクトセールで1億5120万円で落札)などを一蹴した。指揮官は「あんな競馬をするとは思わなかった。一番の長所はスピード。そのスピードを最初ではなく、新馬は最後に使ってくれた。スタートで出れば、もう少し前に行けると思う。初戦の感じなら、新潟外回りは合うはず」と前向きに結んだ。日本一を誇る新潟外回り659メートルの長い長い直線。東京で見せた鬼脚が再び火を噴けば、V争いは確実だ。

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2017年8月24日のニュース